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■部に行けた!?
続き

昨夜娘とある目標設定をしました。

事態が変わらないかもしれないけれど、無視されていたとしても何とか乗り越えて無視日が10日になったらご褒美に部を休んで行きたい所へ連れて行ってあげよう。
と言う、馬の目の前に人参をぶら下げるような自分にご褒美作戦を提案しました。

本人もノリノリで就寝しました。

部に行く直前も元気いっぱいでした。

車に乗り込み、体育館に到着したら突然体が拒否しているようで車から降りたがりませんでした。

それでも、私は娘を引っ張り体育館の入り口まで進みました。

体育館の入り口に着いたとたん号泣して

「嫌だーーーー行かないーーーーー。」

と、大泣きし周りもビックリしていました。

当事者の子達も、相談したのか声を掛けようと集まってきました。

良し、もしかすると声を掛けてくれるかも知れない。
と、思ったのだけれども

あまりの泣きっぷりと拒否振りに周りもオロオロするばかり。

みんな見守るだけしか出来ません。

一応旦那に電話で相談したら
「今日行かなければ辞めさせろ。友達作りに来ているだけだったらバスケをする必要は無い。」

ノンにも電話で話をさせ旦那の気持ちを聞かせました。
たぶん、私に言った事と同じ事を厳しく話したようです。

私もここで鬼になろうと決意しました。
ここ数ヶ月封印していたデカイ怒り声を出し


「もう、辞めちゃいなさい!!辞めて良いよ。今帰るようだったもう明日からミニバスする必要無いから。」


本当に私イライラしなくなってからニコニコして過ごしていたし、子供たちが悪い事をしても優しく諭すように話しかけていたのでこんな怒鳴り声で周りの人が見ている中で子供を叱るなんてありえないことです。

ノンは、突然ダッシュして駐車場の方へ走って行きました。

たぶん、ノンが大泣きしている事にもびっくりしていた子供たちですが、普段怒り声を出さない私が自分の子を怒鳴っているんですから、さらにビックリだったでしょうね。

ノンを追いかけて行きましたから。

もしかすると事態が進展するのかな?
と、思ったのですが、子供たちもどう接して良いのかわからず変わりませんでした。

先日事情を話した、お母さんが来ていて事情を知っていたので娘を連れ戻してきてくれました。(ノンはそのお母さんには心を許していましたから)


戻って来て再び
「やるの?辞めるの?どっちなの?」
と、ノンに聞きました。

「辞めたく無い。」
ティシュを何枚使ったでしょうか?泣きながら答えたノン。

「じゃあ、やりなさい。お母さん体育館でしばらく見学するから。」


そのお母さんの娘さんがノンを部室に連れて行ってくれました。
トボトボ体育館へ戻って来たノンは準備体操を始めました。

この後ミヤのお友達が遊びに来る予定だったのでノンに

「お母さん、ミヤのお友達が来るから帰るよ。途中で止めて帰ってきても明日からミニバス無しだからね。最後まで居なさいよ。じゃあね。」

と、あえて突き放した口調でノンから離れました。

ここで、けじめをつけないとダラダラこの状態が続くし、本当に嫌ならとっくに辞めると言っているはずだ。
それでも、辞めるとは言わないという事は本当にバスケが好きなんだろう。

たぶん、乗り越えるだろう。そんな風に思ってコーチにお願いし帰宅しました。

たぶん5.6年生にとってもコーチにとっても今までに無かったケースだったと思います。
チームをどうしたら上手くまとめられるのか?今回の件で考えた事と思います。それはそれで良かったかな?


さて、ミヤはお友達と小さなプチトラブルを経験して毎日上の子よりも経験を積んでいます。
今日も小さな揉め事はあったけど楽しく過ごしました。




とうとう、運命のお迎えタイムです。


体育館の足元の喚起窓からそーーーーーーーとノンが隅でいじけていないか覗き込みました。

どうやら、座っている子はいません。

とりあえず、練習には参加しているようだ。


体育館の入り口で、当番の親御さんが手で私に大きな丸を作って見せてくれました。

「大丈夫でしたよ、途中泣きそうになったり我慢している姿は見えたけど仲直りしたようです。良かったですね。」


あー良かった。乗り越えたんだ。

安堵の気持ちで一安心。


子供たちもニコニコで私の方を向いています。
何事も無かったかのようにトラブル前と同じに子供たちは接しています。


練習も終わり、コーチがやってきて

「とりあえず、今のところは落ち着きました。とりあえずですが・・・・」

今は一件落着だが、このグループ孤立は解消していない。
そこら辺の事をコーチは言いたいのだろう。

でも、ノンはとっても清清しい顔をしていました。
今までのグループには戻れないけど仲直りできた事が嬉しかったのでしょう。

3人の子達は変わらずグループで固まっていましたが、ノンはそこに戻りたいと言う未練は無いようでちょこっと会話をして颯爽とグループの子から未練も残さず離れてきました。

ノンなりの今まで色々考えた結果で、新しい関係を自分で築こうと思っているのかも。

今回の件で、ある寓話を思い出しました。

ヤマアラシのジレンマと言うお話です。
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今まで習い事が多く友達遊び経験が少なかったノン。
ミニバスに入り一気に深い人間関係を築いた為、相手の嫌な部分がお互い見えたのでしょう。
お互いの針が刺さりかなり傷付きました。
ノンは今回の件で友達関係の程好い距離感を学んだはずです。

バスケ内でまた良い距離感で分かり合えるようになるかもしれないし、それともバスケ以外で親友が出来るかもしれない。
それはまだわからないけれど、今回の辛い気持ちを乗り越えたので同じ思いをしている人にきっと優しくなれると思う。

経験しなければわからない心の強さをノンの表情で感じた母でした。
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